11月、中国広州の中医薬大学皮膚科研修に行ってきました。中国広しと言えども皮膚科の老中医と言われる方は
たった一人というそんなえらい81歳の老中医の外来診察を研修させていただきました。
皮膚科ですからニキビ、アトピー性皮膚炎をはじめ、蕁麻疹、脂漏性湿疹、脱毛、尋常性乾癬やエリトマトーデスなどの
難治性皮膚病等様々でした。多くの方が慢性に経過した患者でした。処方は煎じの漢方薬でしたが、先生は、
必ず養生の話をされてました。食事、睡眠、ストレスについて患者一人一人に生活上の注意をされてました。
“皮膚は内臓の鏡”と言います。皮膚トラブルは何か原因があって起こるのもので、生活習慣、食習慣、ストレス等の
改善なくして薬だけでは根治は難しいということを改めて強く感じてきました。
ニキビやアトピーの軽い方なら食養生をするだけで症状の改善がみられる方を私も経験してきました。
食事って大切ですよ!